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経営管理部門
チーフ・パフォーマンス・オフィサー

経営管理部門は、事業の成功、失敗についてすべての責任を負います。企業業績の最高責任者として、経営管理部門は財務および様々な社内の業務システムに対して理解し、管理を行う必要があります。

これは情報管理の視点から最も最重要課題といえます。またこれこそがパフォーマンス・マネージメント・システムの最も重要な利点です。

経営管理部門にはほかの部門と同様に2つの戦略的ビジネス課題と、分野に特化した情報を提供する4つの複合的な戦略的ビジネス課題あります。最初の2つは以下のとおりです。

  • リスクマネージメント
    企業業績を維持するリスクを管理していますか?
  • コンプライアンスマネージメント
    法規要件に適合していますか?

4つの複合的な戦略的ビジネス課題は、企業全体から的確な情報を引き出すことです。最も重要な戦略的ビジネス課題は財務であり、ほかの3つは財務データを裏付ける業務要素です。パフォーマンス・マネージメント・システムはこれら4つの意思決定領域を1つにまとめます。

  • 販売結果
    何が、販売業績を向上させるのか?
  • 顧客/製品別の収益性
    何が、収益の業績を向上させるのか?
  • 販売戦術
    何が、営業活動の有効性を高めるのか?
  • 販売パイプライン
    何が、販売パイプラインの状況を進めるのか?
  • 販売計画との差異
    何が販売計画の遂行を推進するのか?
財務管理
売上管理
コスト管理
長期資産管理

売上管理: 我々は売上高の成長を効果的に推進していますか?

この戦略的ビジネス課題は、財務管理から見た、売上管理の視点です。

経営管理部門は現在の収益目標を管理し、新しく高収益の機会を見出さなければなりません。

  • 市場機会価値(金額):ビジネスは事業部門を単位に組織化できますがが、売上機会はマーケティング、営業、製品開発の各事業部門を横断する形で存在します。
  • 顧客獲得(%):顧客獲得戦略の効率性についての疑問に答えます。
  • 顧客維持率(%):顧客維持に問題があって売上が降下する場合、新しい事業からの売上だけでは不十分となります。
  • 実現された価値(金額):売上高を推進する活動が利益に与えた影響を示します。

コスト管理: 業務コストを効率よく管理していますか?

この戦略的ビジネス課題は、財務管理から見た、コスト管理の視点です。

経営管理部門は、現在のコストを収益全体の主要部分として管理しなければなりません。以下の3つの領域に注目します

  • サプライ・チェーン・コスト指標:原料と成果物の調整を行います。
  • 業務コスト指標:業務の中核となる部分をモニタリングし、非効率で律速となるプロセスがコストにどのような影響を与えるかを分析します。
  • オーバーヘッド・コスト指標:支援業務を行う部門をモニタリングすることにより、コストとそれが生み出す価値との間の調整を取ります。

長期資産管理: 長期資産を効率よく管理して、将来の収益を増やしたり、支出管理能力を高めたりしていますか?

この戦略的ビジネス課題は、財務管理から見た、長期資産管理の視点です。

この領域の意思決定は、経営管理部門が将来の方向性や、事業の成功に影響を与えるます。つまり、正しい投資選択を行い、組織として収益機会とコスト効率の両方を根本的に再定義するのです。

以下の4つの領域に注目します:

  • 戦略的投資の投資回収率(%):戦略的プロジェクトをモニタリングし、過去の意思決定から学びます。
  • 社員生産性指標(%):人的資源の効率性をモニタリングします。従業員一人あたりの売上だけでなく、なぜその金額になったのかも理解します。
  • ITのROA(%):IT資産が各事業単位、部門、および部署にどの時点で、どのようにして価値を与えているのかを知ります。
  • 従業員維持率(%):従業員を定着させることは、人材募集や立ち上げ費用の節約になります。有能な従業員は企業の最も重要な資産−人材となります。

財務管理: 株主の期待に応えているか?

財務管理は4つの戦略的ビジネス課題から構成されます。これらは同じレベルの財務的な重要度を持ち、上のダイヤグラム内で説明されるとおり、事業部門の戦略的ビジネス課題によって構成されます。

  • 売上成長 : 株主価値を作り出す主要な要素です。コストが変わらなければ、売上高の増加は利益の成長に直接貢献し、株価収益率(PER)の向上につながります。
  • 営業利益 : 経営者と投資家は営業利益と、その売上に対する比率に注目します。
  • 資産効率 : 高度な業績指標には使用資本利益率(ROCE)、総資産利益率(ROA)、そしてエコノミック・プロフィットが挙げられます。

そして、4番目の業績指標は、ハイレベルなリスクとコンプライアンスに関連するものです。

  • リスク影響度 : 上記の各指標に対して、リスク影響度(リスクにさらされている量)がちょうどコインの裏側の関係にあります。リスク影響度としての視点は、業績ゴールを達成する能力に影響を与える様々なカテゴリーのリスクや、それらを緩和する要因を確認することで明らかになります。

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