| 2007年11月15日
【米国ニューヨーク州アーモンクおよびカナダ・オタワ
2007年11月12日(現地時間)発】
IBM (本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:サミュエル・ J ・パルミサーノ、 NYSE : IBM )とコグノス(本社:カナダ・オンタリオ州オタワ、社長兼 CEO :ロブ・アッシュ、 NASDAQ : COGN 、 TSX : CSN )は 12 日(現地時間)、 IBM が公開企業であるコグノスを買収する旨の正式契約を締結したと発表しました。買収はすべて現金によるもので、金額は約 50 億米ドル、 1 株あたり約 58 米ドルで、純取引総額は 49 億米ドルです。今回の買収は、コグノスの株主による承認、規制機関による承認など通例の手順を踏んだ締結条件に従って進められます。手続きは、 2008 年度第 1 四半期に完了する予定です。
コグノスの買収は、 2006 年 2 月 16 日に全社的取り組みとして発表された、 IBM の「インフォメーション・オンデマンド( IOD )」戦略の一環として実行されます。今回の買収は、 IBM のインフォメーション・オンデマンド戦略に沿った 23 番目の買収であり、これまでのビジネス・インテリジェンスのユーザーだけでなく、組織全体にわたるより幅広い関係者に対して、新たなビジネス・インサイト(洞察)を提供することを可能とします。
IBM は、「今回の買収は、 IBM の買収戦略と資本配分モデルの両方に当てはまるものであり、 IBM が 2010 年までの経営目標として掲げている 1 株あたりの利益の成長に貢献する」としています。
IBM ソフトウェア・グループのシニア・バイス・プレジデント兼グループ・エグゼクティブであるスティーブ・ミルズ( Steve Mills )は次のように述べています。「お客様は、リアルタイムの意思決定のために、部分的なソリューションではなく、完全なソリューションを求めています。 IBM は、数十年にわたってビジネス・インテリジェンス・ソリューションを提供してきました。これまでのデータ・ウェアハウジングから情報統合/分析までの幅広い製品機能は、コグノスと一体化することにより、変化し続けるビジネス・インテリジェンスおよびパフォーマンス・マネージメントに対する IBM の地位を確立させます。 IBM のサービス指向アーキテクチャー( SOA )戦略を補完する、オープン・スタンダードに基づく業界最先端のテクノロジーが、コグノスを選んだ決め手でした」
IBM とコグノスが一体となることで、ビジネス・インテリジェンス( BI )およびパフォーマンス・マネージメントの市場におけるリーダーとなります。幅広い専門知識を備え、業界で最も完成されたオープン・スタンダードに基づくプラットフォームを提供し、企業の持つ情報の価値の拡大、ビジネス・プロセスの最適化、企業全体のパフォーマンスの最大化に貢献します。
コグノスは、オープン・スタンダードに基づくサービス指向アーキテクチャー( SOA )に対応する、業界で唯一の、総合的な BI およびパフォーマンス・マネージメント・プラットフォームを提供しており、異種アプリケーション環境への対応において卓越した実績を有しています。コグノスのソリューションにより、企業は、パフォーマンスを改善するための協調性に富んだ情報主導型の意思決定に関して、データを実行力の伴った洞察の材料とすることができます。
コグノスの社長兼 CEO であるロブ・アッシュ( Rob Ashe )は次のように述べています。「 IBM とコグノスが手を結んだことは、お客様、パートナー、および社員にとって朗報です。私たちは、 BI およびパフォーマンス・マネージメントのトップ・プロバイダーとして、一層のビジネス拡大を実現できるようになります。 IBM は、コグノスの戦略を補完する上で申し分ない相手であり、製品の重複もほとんどなく、幅広い範囲で技術的な相乗効果が期待できます。さらに、今回の統合によって、コグノスのお客様は、情報管理主導型の取り組みを進める上で、 IBM のより幅広いソリューション群を活用できるようになります」
IBM とコグノスが一体となることで、必要な時に適切な情報をお客様に提供し、業務パフォーマンスを最適化し、変化する市場の需要に迅速に対応するという IBM の取り組みが強化されます。また、 IBM のインフォメーション・マネジメント・テクノロジーとコグノスが融合することによって、企業が新しいビジネス機会を特定し、さまざまな業界特有のビジネス課題に取り組むために必要となるコスト / 時間の大幅な削減を実現するために、その企業全体に分散している情報を活用する新たな方法を見出すことが可能になります。
買収完了後、 IBM はコグノスを、ビジネス・インテリジェンスとパフォーマンス・マネージメント管理に注力する組織として、 IBM のインフォメーション・マネジメント・ソフトウェア部門に統合する予定です。また IBM は、現在のコグノスの社長兼 CEO であるロブ・アッシュを、ゼネラル・マネジャーのアンブシュ・ゴヤール( Ambuj Goyal )の直属として、このグループを指揮する職務を任せる予定です。
コグノスは全世界に約 4,000 名の社員をもち、 2 万 5,000 以上のお客様にサービスを提供しています。 IBM とコグノスは、 15 年以上にわたって協業してきており、 8 つの共同ソリューションを提供しています。これらの共同ソリューションではすでに、ニューヨーク市警、 Blue Cross and Blue Shield of Tennessee 、 Canadian Tire 、 MetLife およびバイエル UK といった多数のお客様に採用されています。
IBM のインフォメーション・オンデマンドの取り組みに沿った戦略的買収としては、コグノス以外にも、 Princeton Softech (データ・アーカイビングおよびコンプライアンス)、 FileNet (エンタープライズ・コンテンツ管理)、 Ascential Software (情報統合)、 DataMirror (変更データ捕捉)、 SRD (エンティティー分析)、 Trigo (製品情報管理)、 DWL (顧客情報管理)および Alphablox (分析)などがあります。
以上
■当報道資料は 2007 年 11 月 12 日(現地時間)に IBM Corporation および
Cognos Incorporated が発表したものの抄訳です。原文は
http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/
22572.wss
あるいは
http://www.cognos.com/news/releases/2007/1112.html をご参照ください。
■ IBM によるコグノス買収の詳細については、 IBM の投資家向け Web サイト http://www.ibm.com/investor/viewpoint/ircorner/
2007/07-11-12-1.phtml をご覧ください。
■ IBM のインフォメーション・オンデマンド戦略についての詳細は、 http://www.ibm.com/software/data/
information-on-demand/ をご覧ください。 IBM とコグノスの合併の詳細については、 http://www.ibm.com/software/
data/info/cognos をご覧ください。
■コグノスの詳細については http://www.cognos.com/ をご覧ください。
* IBM 、は、 IBM Corporation の商標または登録商標です。その他の IBM の商標についてのリストは、 http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml をご覧ください。
* Cognos 、 Cognos ロゴは、米国および / またはその他の国々におけるコグノス社の登録商標です。本文に記載の社名、製品名およびソリューション名はすべて各社の商標または登録商標です。
当取引に関する情報
今回の事案は協議に基づく計画を通じて完了する予定であり、これには全株式数の 3 分の 2 に相当する株主の承認が必要となります。株主は、臨時株主総会にて今回の取引に関して投票を要請されますが、詳細については追って発表されます。
当取引はコグノスの取締役会席上で、公正意見書の発表後に全会一致で承認されました。この件については、当取引に関する重要な情報を株主に提供する議決権行使参考書類に記載される予定で、当該書類は向こう数週間のうちに準備ができ次第コグノスの株主宛に送付されます。当取引の詳細内容を扱った重要な変更事項が記載された報告書は、カナダの管轄州の規制当局および米証券取引委員会に提出され、 www.sedar.com および www.sec.gov にてご覧いただける予定です。
将来予測に関する記載事項および注意事項
IBM とコグノスの間で提案された事案に関する当文書に記載された特定の記載事項、当取引の完了に向けた予測スケジュール、当取引の利点および相乗効果、合併企業および製品の将来の機会、および IBM とコグノスの将来の見通し、利点、目標、展望に関するその他の記載事項は、米国 1934 年証券取引法第 21 条 E 項の意義の範囲内に記述されている「将来予測に関する記載事項」、およびオンタリオ州証券取引法第 138 条 4 ( 9 )項の意義の範囲内に記述されている「将来予測に関する情報」の構成要素となります(以下、総称して「将来予測に関する記載事項」という)。歴史的事実の記載には該当しないあらゆる記載事項(「確信」、「計画」、「予想」、「推測」およびこれに類似する表現)は、将来予測に関する記載事項と見なされるべきです。複数の重要な要因によって、実際の結果もしくは事象が、かかる将来予測に関する記載事項に示された内容と著しく異なったものとなる可能性があります。こうした要因としては、( 1 )両当事者の当取引を完了する能力、( 2 )当取引に必要な株主の承認、裁判所の承認、予測される規制当局の承認条件または予測した日程での各承認の取得不能など当取引を完了する条件、( 3 )当取引のタイミング、完了、会計、および課税措置に関する予測事項を満たす両当事者の能力、( 4 )両当事者の合併協議において見込まれた相乗効果および業務効率を予測された日程の範囲内に達成できないか、またはまったく達成できず、コグノスの業務を IBM に円滑に統合できない可能性、( 5 )かかる統合が予測以上に困難、または時間やコストを要する場合、当取引の後で予測よりも大規模な営業経費、顧客損失および事業中断(従業員、顧客、得意先、サプライヤーとの関係を維持する上での困難など)が発生する可能性、( 6 )コグノスの重要な従業員の残留が困難な場合、( 7 ) IBM とコグノスが熾烈な競争にさらされ、将来的にさらなる競合が予測される場合、( 8 )将来の通貨変動が取引損失および経費増大につながる場合、( 9 )国際市場の不安定さ、( 10 ) 2006 年 12 月 31 日を期末とする会計年度のフォーム 10-K で記された IBM の年次報告書と SEC に提出された IBM の最新の四半期報告書、および 2007 年 2 月 28 日を期末とする会計年度のフォーム 10-K で記されたコグノスの年次報告書と SEC に提出されたコグノスの最新の四半期報告書に記載されたその他の要因が挙げられます。 IBM とコグノスは、別途法律で求められる場合を除き、当文書の情報を更新する義務を一切負いません。読者は、当該時点で発表されたに過ぎないこうした将来予測に関する記載事項に対して過度の信頼を寄せないよう注意すべきです。
付加的情報および詳細情報の入手先
本文書は、 IBM によるコグノスの買収提案についての委任状勧誘の資料と見なされる場合があります。買収提案に関して、コグノスは議決権行使参考書類などの関連書類を SEC に提出する予定です。コグノスの株主は、コグノスの議決権行使参考書類など SEC に提出した全ての関連書類に目を通すよう求められますが、これは当該書類には買収提案についての重要な情報が記載されているためです。投資家および証券所有者は、 SEC の Web サイト( http://www.sec.gov )にて無償で当該書類を入手することができます。コグノスの株主には、取引関連の書類をコグノスから無償で入手する方法について、適切な時期に情報が提供される予定です。現時点ではこうした書類をご覧いただけません。
勧誘への参加者
IBM および同社の取締役と執行役員、コグノスおよび同社の取締役と執行役員は、買収提案に関してコグノスの普通株式所有者からの委任状勧誘に参加しているものと見なされる場合があります。 IBM の取締役および執行役員についての情報は、 2007 年 4 月 2 日に SEC に提出された IBM の 2007 年度年次株主総会の株主総会招集通知で定義されています。コグノスの取締役および執行役員についての情報は、 2007 年 5 月 24 日に SEC に提出されたコグノスの 2007 年度年次および臨時株主総会の株主総会招集通知で定義されています。投資家は、買収についての議決権行使参考書類が入手可能になった時点で当該書類を一読することで、かかる参加者の利益について付加的情報を入手することができます。
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